株式会社 山形シルクスクリーン研究所

シルクスクリーンとは

 版画や印刷技法の一種で、刷版の枠に用途に応じたスクリーンを張り、パターン
印刷に必要な部分以外のスクリーンの孔を塞ぎ、版を作成し、それによる印刷技術
のことを言います。
 以前は版材に絹が使われたのでこの名がありましたが、現在では絹布ではなく
インクの通りが良いように開発されたテトロン(ポリエステル)の糸で織られた布
を使う場合が多く、工業印刷では金属製のメッシュを使用することもあるため、
単にスクリーン印刷と呼ぶこともあります。

 

メンブレンスイッチとは

 圧膜印刷技術を用いたシート状のスイッチをメンブレンスイッチと呼び、一般に
は、ポリエステルフィルムに導電インクをスクリーン印刷で上部接点、下部接点な
どの2種類の接点パターンを形成し、その間にスペーサーを挟み上部接点を押して
導通させるスイッチのことです。
 家庭用では洗濯機、炊飯器、電気ポットなどの電化製品に使用され、工業機器に
も水や油、粉塵などからキー部分を守る目的でも利用されております。